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研究活動と研究公正(リサーチ・インテグリティ)のよりよい実践に向けて 前編

Episode 47

本エピソード前編では、アカバナコンサルティングのCEO兼創立者で学術界での幅広い経験をお持ちのマシュー・ソルター博士に、 変化する状況の中で研究活動と研究公正(リサーチ・インテグリティ)をどのように研究者が実践していくべきかをテーマに、お話を伺いました。

マシュー ソルター 博士 | アカバナコンサルティング 創業者兼CEO

本エピソード前編では、アカバナコンサルティングのCEO兼創立者で学術界での幅広い経験をお持ちのマシュー・ソルター博士に、 変化する状況の中で研究活動と研究公正(リサーチ・インテグリティ)をどのように研究者が実践していくべきかをテーマに、お話を伺いました。

ソルター博士は、ハゲタカジャーナルやクローンジャーナルの増加という問題も含め、研究の厳密性、学術記録、社会的信頼を損なう研究公正 (リサーチ・インテグリティ)に対する様々な脅威に焦点を当てられます。オープンアクセスジャーナルの悪用、査読など研究原則の排除、 そして金銭的な詐欺について、ソルター博士はハゲタカジャーナルやクローンジャーナルに対して警鐘を鳴らし、 研究者がこれらのジャーナルを避ける方法について述べられます。

ソルター博士は、長年にわたる出版か死か(Publish or Perish) という考え方を背景にしたオーサーシップや剽窃における違反の規模を明らかにし、その大部分を、 故意ではなく研究管理や監督の不備と結びつけられます。出版社と研究者という2つの視点から、研究の成功の可能性を高めるため、 学術コミュニティがデューデリジェンスと出版社の基準をより積極的に認識するための方法を提言されます。

また、ソルター博士は著作権侵害に関連する法的意味合いや、過去の出版物を再利用することは、 学術研究の中心である革新と成長の精神という価値前提の裏切りであることを取り上げ、自己剽窃に関する研究者の誤解について述べられます。

最後に、ソルター博士は、自らの論文等の独自性を確認するために研究者が剽窃チェックツール等を利用することの価値について述べられます。 責任ある研究活動を促進し、意図せぬ不正行為から回避するためには、どのような方法があるのでしょうか。ソルター博士の洞察をご覧ください。

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※この声明は、活動への貢献に対してターンイットイン社から報酬を受け取った個人によって提供されたものです。受け取った報酬は、発表の質や正確さに影響を与えるものではありません。